台風の思ひ出
どーも、國光です!ここ最近はすっかり心を亡くしております。
台風第4号、通称マンニィちゃんが福岡に近づいてきています。
俺の生まれたところは、「台風銀座」と呼ばれるほど台風が直撃しまくるので、小さな頃から台風はたくさん経験してきました。
その中でもビックリした経験を一つ。
その台風が来た日には、自分の家ではなく、おばあちゃんの家に家族全員で居ました。
雨戸は全部締め切り、電気をつけて、ちいさい俺(以下僕)は本を読んでいました。
なんの本を読んでいたのかは、今はもう覚えていませ。うつ伏せになって読んでいたのは覚えています。
僕は、台風の風雨の音を聞いてワクワクしながら本に夢中になっていました。
その時隣のだれも居ないはずの部屋から、「ドサッ!」っと何か重いものが落ちる音がしました。
ビックリしてその部屋をのぞいてみると何の変哲もありません。
「あの音はなんだったんだろうか」と不安な気持ちになりながら、正体を突き止めてやろうと思った僕は、本を読む場所を問題の部屋の入り口に変えました。
しばらく部屋の中の様子をうかがいます。
しかし何事も起きません。
台風の音がひゅーひゅーごーごー聞こえてくるだけです。
仕方ないので僕は再びうつ伏せになって本に目を落としました。
気づけばそのまま本に夢中になっていました。
台風の音が一段と激しく聞こえてきたので僕は本の世界から現実の世界に引き戻されて顔を上げました。
(ザ・ワールド)
部屋の真ん中の一枚の畳が綺麗に宙に浮いていたのです。
どのくらい見とれていたでしょうか、一秒にも満たない時間だと思うのですが、結構な時間に感じられました。
(そして時は動き出す)
「ドサッ!」っという音で我に返りました。
畳は着地に失敗したようで、元の位置には戻りきれず、他の畳とちょっと重なってしまっていました。
僕はいそいで、家族を呼びに行きました。
おばあちゃんの家は古い家なので、床が少し高く、風が通るようになっているので、そのせいだろうとお父さんはいいました。


