将軍プラティニ
昨日の深夜、会社から帰る時にとんでもない男を見た。
エレガントと言うか冷静というか、とにかくビックリした。
まずは、俺の20mほど先で、30歳くらいの男がチャリでスッテンコロリン。
チャリの下敷きになったその男。
普通の人間ならば、言うまでもなくチャリをどけて、恥ずかしそうに立ち上がることだろう。
だが、その大物は違う。
こともあろうに、その大物はチャリを布団代わりにし、肩肘を地面に付けて寝っころがったのだ。
この時点でこの人は、大物でなく超大物となる。
初めて見る光景に俺は唖然とした。
そして、その超大物はポケットを漁りだし、おもむろにタバコを加え火を付けた。
超大物「ふぅ~~~~」
俺「えぇっ!!!!!!! ・・・将軍プラティニ??」
実にエレガントだッ! ここで一服とはッ!!!
俺は何故か、1985年のトヨタカップのプラティニが、スーパーゴールを決めた後にオフサイド判定され、芝生の上に寝そべったのを思い出した。
この超大物のくつろぎっぷりに、俺も一瞬どこかのリビングにでも居るような感覚に陥った。
そして、その超大物は一本吸い終わる前に熟睡。
完全に寝タバコである。
俺は十分楽しませてもらったので、お礼に近くの交番に通報してあげた。
いや~昨日は実に良い日だったよ。







